復活
Q：失効した生命保険契約があります。このたび、未払い分の保険料が用意できたので、復活をしたいと思っています。この復活の際に支払う保険料は生命保険料控除の対象になりますか。
A：復活の際に支払う保険料は、生命保険料控除の対象になります。
失効した生命保険契約があった場合、新規に生命保険契約に加入するより、失効した契約を復活した方が有利な場合もあります。
新規の生命保険契約は、現在の被保険者の年齢で現在の保険料率を用いて保険料を算出するのに対し、復活の場合に今後支払う保険料は、失効前の保険料そのままですので、一般的には、失効前の保険料の方が安くなります。
しかし、失効時点から復活までの支払っていなかった期間の保険料および利息相当額をまとめて支払う必要があります。復活可能期間は失効から3年間ですが、変額保険などは3カ月に制限されています。この期間の取り扱いなどについては、加入している生命保険会社によって相違している場合がありますので、約款等で確認する必要があります。
2023.04.01 （栗原）