満期保険金と解約返戻金を受け取った場合(所得の通算)
Q:自分で保険料を負担している養老保険で、同一年中に満期を迎えた契約が2つ、解約をした契約が1つありました。一時所得の金額はどのようにして計算すればよいのでしょうか(ほかに一時所得はないものとします)。
A:所得の通算ができます。
<例>
受取額 |
既払込保険料 |
差 額 | |
---|---|---|---|
A契約(満期) |
200万円 |
150万円 |
50万円 |
B契約(満期) |
150万円 |
100万円 |
50万円 |
C契約(解約) |
80万円 |
100万円 |
▲20万円 |
●一時所得の金額=(200万円+150万円+80万円)-(150万円+100万円+100万円)-特別控除額50万円=30万円
●総合課税される一時所得の金額=30万円×1/2=15万円
2023.04.01 (栗原)