養老保険(福利厚生プラン)の保険料を短期払した場合
Q:会社が契約者となり、全従業員を被保険者として、養老保険を活用した福利厚生プラン(ハーフタックス)への加入を考えています。保険料の払い込みを短期払にした場合、どのような経理処理をすればよいのでしょうか?
A:次のような経理処理をします。
<例>
養老保険(福利厚生プラン) 保険期間10年 年払保険料300万円 保険料払込期間3年
契約日:4月1日 事業年度:4月〜3月(1年間)
■1〜3年目
借 方 | 貸 方 | ||
---|---|---|---|
保険料積立金(*1) | 150万円 | 現金・預金 | 300万円 |
福利厚生費(*2) | 45万円 | ||
前払保険料(*3) | 105万円 |
*1 300万円×1/2=150万円
*2 300万円×3年=900万円(支払保険料総額) 900万円×1/10×1/2=45万円
*3 300万円-150万円-45万円=105万円
■4〜10年目
借 方 | 貸 方 | ||
---|---|---|---|
福利厚生費(*4) | 45万円 | 前払保険料 | 45万円 |
*4 105万円×3年=315万円 315万円×1/7=45万円
2023.04.01 (栗原)