引受表の記号は、以下の意味を表します。

  • ○…引受可
  • ×…引受不可
  • △…条件付(保険料割増等)
  • 削減…削減
  • R…部位不担保

エナメル上皮腫(エナメルジョウヒシュ)

歯原性腫瘍の一種で、エナメル器に類似している歯原性腫瘍の中でもっとも多い良性腫瘍です。主に下顎骨の臼歯部に発生し、顎骨の無痛性の腫脹や変形、それに伴う歯の移動が見られます。進行すると骨が菲薄化するために羊皮紙様感や波動が確認できるようになります。

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歯周病(シシュウビョウ)

歯肉・セメント質・歯槽骨・歯根膜で構成されている、歯周組織のいずれか、あるいはすべてに起こる疾患の総称です。主として歯肉から炎症が起こる歯肉炎や歯周炎と、セメント質、歯槽骨、歯根膜から非炎症性で破壊が起こる咬合性外傷に大別できます。

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歯性上顎洞炎(シセイジョウガクドウエン)

主にむし歯、歯槽膿漏など歯および周囲組織の病変が上顎洞に波及したり、上顎痩や歯根の迷入により起こる炎症です。眼窩下部の拍動痛や原因歯の圧痛、歯肉頬移行部の発赤、腫脹、後鼻漏などの鼻症状、発熱や倦怠感などの全身症状が起こります。

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術後性上顎嚢胞(ジュツゴセイジョウガクノウホウ)

上顎洞の粘膜を全て除去した後、上顎洞の中に袋状の嚢胞ができる病気のことを言います。頬の痛み、腫れ、不快感などがあらわれ、再発のたびに症状がひどくなります。また、眼球突出、口蓋の腫れなどの症状があらわれることもあります。手術の傷の肉芽が増殖し、粘膜が肉芽に取り込まれることなどが原因と考えられています。慢性副鼻腔炎の術後合併症として知られています。

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白板症(ハクハンショウ)

歯肉や舌などの一部が斑点、もしくは板状に白くなる病気です。白斑と赤斑、紅斑が混在する不均一型は悪化すると口腔癌になりやすといわれています。原因としては、喫煙、過度なブラッシングによる擦過刺激、合わなくなった不良補綴物や充填物、むし歯などの長期刺激があげられますが、原因不明なものも少なくありません。

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